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アルコール中毒というのはやや古い言葉ですが、短時間に大量にアルコール飲料を摂取した後(いわゆるイッキ飲みなど)に、意識を失い下手をすれば生命さえも危険な酩酊状態を表す「急性アルコール中毒」と、長年に渡る大量の飲酒により生じてくる問題を総称する「慢性アルコール中毒」に分けられます。
アルコール依存症は「アルコール摂取に関するコントロールが効かなくなった状態」と定義されます。もちろん飲みはじめて短い人がこのようになることは余りありませんから、依存症は「慢性アルコール中毒」の一部と考えることは出来ます。
なお、一度アルコール依存症になってしまうと、ひとたび酒を飲み出すと「ホドホドでやめる」ということができなくなります。つまり酔いつぶれるまで飲んでしまい、目がさめるとまた酒を求める(これを「連続飲酒」と呼びます)ので、社会生活も家庭生活もうまくいかなくなります。この「飲酒のコントロールができなくなる」こと自体は直りませんので、治療としては「一滴も酒を飲まない」ことを続けることしかありません。
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