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健康 Q&A

こころ

 

 

Q18. 覚せい剤はどうして恐いのですか?

 

A. 覚せい剤とはアンファタミン、メタアンフェタミンの総称で、第2次世界大戦後に「ヒロポン」として広まり、現在は「スピード」「エス」等の隠語で若年層にまで乱用が広まっています。覚せい剤は使用することにより自律神経の興奮をもたらし、血圧上昇、心悸亢進、頻脈、体温上昇、口渇を生じます。中枢神経に対しては、覚醒水準の上昇、疲労感の除去、気分高揚、食欲減退などが「快感」として認識され、精神的な依存を形成することになります。乱用を続けると、「人に追いかけられる、囲まれている」「天井裏から話し声がする」などといった知覚過敏、幻覚、被害妄想から強度の不安が生じ、高じるとパニック状態に陥ることも珍しくありません。その結果として衝動的に事故や事件を起こしてしまうことにもなるのです。そして挙げ句の果ては幻聴や妄想が固定化し、些細なことでイライラして暴言や暴力に及ぶために対人関係も損ない、ついには社会に適応できなくなってしまいます。

 以前は静脈内注射が主流でしたが、近年は注射器の使い回しによるAIDS感染の恐れからか粉末や加熱しての吸引や、ドリンク剤への混入というソフトな方法での使用形態が多くなっています。注射よりも抵抗感がなく、若い人が乱用しやすくしているようですが、どんな方法であってもその毒性は同じであり、使用を続ければ中毒になることにはかわりはありませんし、そもそも使用すること自体が、法律で厳しく規制されていることは言うまでもないことです。

 

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