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健康 Q&A

こころ

 

 

Q17. お酒を飲んだあとに睡眠薬を飲んでもよいのですか?

 

A.  睡眠薬(睡眠導入剤)は基本的に、脳に対して抑制的に働く物質です。ところがお酒(アルコール)は少量では脳に対して賦活的(ふかつてき:機能を活発にすること)に、量が増えると抑制的に働きます。ほろ酔いでは陽気になるのが量を飲み過ぎると眠くなるというのはこのためです。

 つまり睡眠薬とお酒を併せて飲むと、本来の睡眠薬の抑制作用がアルコールの賦活作用によって封じられ、逆に本来ならば自然に抑制されている部分までもが賦活されてしまい、行動に対する抑制が外れたり知覚に異常が起きてきたりします。これを「トリップ(=陶酔感)」と称して意図的に起こすのが一部の若者の間で流行った時期もありましたが、知覚異常が顕著になり生じた幻覚と現実に対する区別が出来なくなり、衝動の抑制も利かなくなっていることと相まって、とんでもない行動に走ってしまう危険が生じてきます。また始末の悪いことに、こういう状態での行動を記憶していないということも多いので、取り返しのつかない事態になる危険をはらむことになります。ですから睡眠薬とお酒の併用は絶対にやめましょう。

 

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