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かつての抗精神病薬(メジャートランキライザー)では、手がふるえて力が入らなくなったり、歩き方が前のめりになったり頸が曲がったりする「錘体外路症状」という、パーキンソン病に似た副作用が起こりやすかったために患者さんの苦痛も大きかったのですが、この数年間で何種類も登場した「非定型抗精神病薬」ではこういった副作用がほとんど起きないので、かなり服用しやすくなっています。ただし一部の薬で血糖値が急に上がってしまい、命にかかわった例もあるので、初めて薬の処方を受ける際はよく医師の説明を受けるようにしましょう。
それ以外にも便秘がちになったり口の中が渇いたり尿の出が悪くなることもありますが、抗うつ剤でも種類によっては同様のことがあります。またホルモンのバランスが崩れて女性の月経周期が不規則になったり、乳汁がにじむなどの副作用が出ることがあります。
大事なのは「副作用が出るから飲まない」と決めつけるのではなく、作用と副作用のバランスをうまく取ることです。副作用の出方は個人差が大きいので、自分で勝手に調節せずに、必ず医師に相談するべきでしょう。
何種類もの薬を使っていると、何か問題が起きてもどの薬の副作用かわからなくなりますので、慎重な医師は少な目の薬しか処方しないものです。
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