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床ずれ(褥瘡)ができると、痛み→発赤→水疱→赤い潰瘍→壊死の順番で進行します。床ずれ(褥瘡)のできはじめは、まず痛みが生じます。下敷きになっている皮膚は、その皮膚の表面よりも内側の方が強い圧迫を受けているので、皮膚が赤くなっていなくても強い痛みを感じることがあります。(図参照)
その圧迫が続くと、やがてその部分が赤くなってきます。これを「発赤」といい、皮膚の表面に走る細かな血管の充血によって起こります。発赤は虫さされと違って赤くなっている部分の境界がはっきりしており、その赤くなっている皮膚を指で押しても赤いままです。
発赤をそのままにしておくと、その部分の血流が途絶えてしまい、やがて「水疱」を形成します。いわゆる水ぶくれといわれるものです。水vは、皮膚と皮膚の間の隙間に水分がたまることによって起こります。これが破れてしまうと「潰瘍」という状態に進行して、最終的にはその皮膚が壊死に陥り、骨が露出してしまうほど、皮膚に穴があいた状態になってしまいます。
しかし、これまでお話しした進行段階は必ずしも区別して見ることができるわけではありません。
そのためにも、本人が痛みを訴えたならばそれは立派な褥瘡であるという認識を持つことです。また、本人が痛みを訴えられない状況であれば、「発赤」「水疱」の症状に気をつけて、初期段階のサインを見逃さないようにしましょう。
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